茨城空港

アクセスが悪いからこその茨城空港のメリット

成田や羽田の空港と比べれば、楽勝の駐車台数

こういっては何ですが、成田や羽田の空港と比べれば、国内4ヶ所、海外3ヶ所の就航数しかありませんから、ターミナル内や飲食・売店などのサービス施設を利用する方の人数もさほど多くないでしょう。ですが、駐車場はさすがに土地の広さがあるだけあって、ターミナルビル前だけでも1,300台の無料駐車場完備となっています。

これだけの広さがあれば、よほどのイベントがない限り、いつ行っても駐車ができないことは起きないでしょう。臨時駐車場もあり、それを含めると3,100台の駐車場完備ということになります。空港内、しかも、関東圏でこれだけの駐車台数を持つのは、稀有ということになるでしょう。

ただ、初めて来るかたは驚くかもしれませんが、茨城空港は自衛隊機と民間共用になっていて(もちろん、滑走路は別)、自衛隊機が空を飛んでいる状態なので、それを目当てに訪れる見学の方が多いため、案外、駐車場の利用は多いのです。閑散としている状態でもないでしょう。ターミナルビル横には、現役を引退した自衛隊機が見学できる場所もありますから。

それと、公共機関のアクセスが悪い分、だからこその自家用車でのアクセスが増えているのかもしれません。無料というのも大きいでしょう。行き先によっては、成田や羽田空港に自宅が近くても、わざわざ茨城空港を利用する方もあるとか…。それだけ、無料駐車場と混雑なし・渋滞なしの威力は大きいということかもしれません。

自宅から車で2時間ほどなら、検討の余地あり

関東第3の空港である茨城空港。成田でも、羽田でも、自宅から車で2時間ほどかかるとすれば、ひょっとしたら茨城空港のほうに利用価値があるかもしれません。一般道でも同じくらいの時間で行けたり、高速を利用できたりする場所であるならば、勝機は十分にあるからです。駐車場は無料のため、それも踏まえてどこが得かということでしょう。最も、フライト先が限定されてしまいますので、その条件も加味してということになります。